
ミラノでまたバンコマット(ATM機)の強盗がありました。まず機械の中にガスを注入し、点火爆発させて中の現金を持って行くというもので、ここ数年普及してしまった手口です。前にも書きましたが、日本ではATM機といえば銀行の末端機ですが、ミラノでは地下鉄や路面電車の運営をしている公共交通機関の名称がATMです。旅行中に銀行の末端機の場所を聞いて地下鉄の入り口に案内された人も多いはず。(笑)お金を下ろしたい時は「ATM」ではなく「バンコマット」の場所を聞くようにしましょう。
話がそれました。この手口は夜中に爆発をさせますが、騒音で気が付いた近所の人が警察に通報しても、警察の到着の前に犯人は逃走してしまうそうで、なかなか捕まえられないのだそうです。最近銀行側は、まめにバンコマットの機械の中のお金を管理して、出来るだけ夜中に大金が残らないように気を付けているのだそうです。まあ、自動の機械なので、まったくお金を入れていないと役にも立たないからね。
先日ミラノで一緒に食事した、倉敷時代の友人は、連れの人が地下鉄で財布をすられたと言っていました。昨夜ミラノで夕食をともにした友人夫妻は、以前ミラノで車(レンタカー)をパンクさせられて、修理をしている間に車内の物を持っていかれる手口のドロボーに出くわしているので、今回もミラノ入りの際はピリピリしていたそうです。その時はパンクはさせられたけれど、車内の物は持っていかれないですんだのが不幸中の幸いではあったみたいです。でも、その後スペアタイヤの交換や点検のために立ち寄った修理工場では、ただで全て見てもらえたりしたため、それはそれでネガティブな思い出がポジティブな要素を残した珍しい土産話になったもよう。ホントは、何も特別なことが起こらないのがうれしいのだけれど、ある程度はこういうハプニングもあった方が土産話的には効果があるようですよ。話がそれました。先日おいらの両親がイタリアに来ていた時も、地下鉄の中で母のバックに手を入れ手いる人がいたそうです。母は大変驚いていたけれど、幸い何も持っていかれなかったので大丈夫でした。
こうやって、短期イタリア滞在している人はトラブルに巻き込まれることがあるようだけれど、おいら自身は16年ミラノに住んでいるけれど、そういう目にはあったことがありません。
こういう話を書いたり読んだりすると、「いやだ、イタリアって治安が悪いから旅行するのが怖い」なんて思う人もいるかもしれません。でも、これは自分が気を付けていると結構避けることが出来る範囲のアクシデントでもあるのです。その点、最近の日本では、突然意味もなく通りがかりの人に切り付けられてしまうニュースが多いので、イタリアから見る日本も「いやだ、何も関係がない人に突然切り付けられるなんて、日本は治安が悪いから旅行するのが怖い」と思えてしまうのも事実。このテの惨事が身近で起こってしまったら、自分が気を付けていても避けることが出来ない怖さがあります。
人が生活をしていると、どこに住んでいてもそれなりの心配事があるようですが、おいらの場合、とりあえずの心配事は、今日のインテルの試合結果になると思います。

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