corsocomo10の展覧会へ行ってきました。メンフィスという80年代に大きなムーブメントを起こしたミラノのデザイングループの回顧展です。このメンフィスというのが、実はおいらがミラノにやってくるきっかけを作った現象だったのです。そんなことを含めて、いろいろなことが頭に浮かんでくる展覧会でした。
大学受験前に通っていた美術研究所で初めてメンフィスのカタログを見てショックを受けたのが最初で、大学生時代も常にイタリアのデザインに憧れていた感じを抱き続けていたような気がします。それで、卒業後にミラノへやって来て、元メンフィスのメンバーだったデザイナーの事務所に入って仕事を始めた経緯があります。
おいらも、個人的にはメンフィスのような破天荒なデザインをしたいと常々思っているけれど、注文がある仕事は至ってマトモな依頼ばかりなので、なかなか好き勝手できる機会はないんですよね。でも、久しぶりにメンフィスの作品(倉又作品含む)を見て、なんだか原点を思い出したというか、元気をもらったような気がしました。
展覧会には、(もう販売していない作品は)個人の所有している製品がかなり並んでて、おいらの師匠のジョージ・ソーデンの家にあったテーブルやキャビネットもありました。そのテーブルで食事したことなんかも思い出しました。昔の話だね。
