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695ユーロのランチの話

ローマというところは怖いところです。日本人観光客のカップルがランチに入ったリストランテでは特別メニューが695ユーロもしたそうです。10万円弱というところかな。

リストランテの人が「信用して、私にまかせて」と言われたらしく、ホントに信用しておまかせで食べたら、支払いにすごい金額を請求されたので、最初は間違いかと思ったけれど「これがこのリストランテの通常料金です」と言われたそうで、警察に行って訴えたところ不正が公になり、このリストランテは休業に追い込まれたそうです。

そもそも、日本人のお客さんにメニューの金額を見せないで「おまかせ」でサービスして、クレジットカード支払いで精算するとなれば、少しぐらい吹っ掛けられるのも仕方がないかとも思うけれど、ここのリストランテの人は調子に乗りすぎたようです。

これが正規料金の2倍くらいの請求なら、だまされた方も「仕方がないなあ、まあこれも勉強なので、次からはおまかせでは頼まないことにしよう」となるかもしれないけれど、ランチで1人350ユーロと言うのはありえないでしょ、どう考えても。

旅先で、しかも海外通貨をクレジットカードで支払う場合などは、ちょっと経済感覚もおかしくなるので、このカップルと同じような状況で支払いを済ませても、あまり気に留めないで「なんか、ちょっと高かったみたい」くらいな感じで通り過ぎてしまう人だっていると思います。このリストランテなんか、いつもこうやっていい加減なことをやっていたんじゃないのかと思います。もしばれても「これがこのリストランテの通常料金です」と言って、泣き寝入りさせていたんだろうけれど、今回はこのカップルが勇気を持って警察に訴えたので、後戻りが出来なくなってしまったようです。

ローマ市長も「このお店はもう2度と再開できないようにすべきだ」とコメントしているそうですが、実際、かなり悪質な印象です。

調子に乗りすぎているのはレシートの詳細を見ても明らかで、例えば通常一番値段が高いはずの2皿目(セコンド/メインディッシュ)の魚料理よりも前菜やパスタの方が高かったり、チップに115ユーロも請求してあったり、一目でおかしいことに気が付きます。せめて魚料理をバカ高い料金にして「魚は時価なので最高の物をサービスしようと思ったらこうなった」とか、ワインを高くして「今日は最高級のワインを開けたので」とか言えば、まだ筋が通りそうなものです。まあ、値段が書いていないお店には近付かないのが一番ですけれど。

冒頭に「ローマというところは怖いところです」と書きましたが、ホントはそんなことはなく、このニュースもごく一部の悪質なお店の話で、我が家がお正月に旅行した時なんかは、ずいぶん良心的なお店で美味しく食べられました。

日本では、値段の書いていないお寿司屋さんや(おっさんの行く)クラブ等で「法外な値段の請求」に当たることがあると本で読んだことがあるけれど、その類のニュースでした。


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2009年07月02日 09:15に投稿されたエントリーのページです。

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