
金曜日はヴェネチア方面へ出張です。残念ながら、ミラノからヴェネチア方面へはローマ行きのような超特急がありません。特急(Freccia bianca)で出掛けます。以前はローマ、ナポリ行きもこの特急と同じ規格のユーロスターと呼ばれる列車が一番早かったのですが、今や時代はAV、Alta Verocita'(アルタヴェロチタ)です。
イタリアの超特急(Freccia rossa AV)もフランスの超特急(TGV)も、在来線と同じレールの上を走ります。区間的には専用の路線があるようだけれど、街中の駅を通過する際にはどうしても在来線と混同してしまいます。そうすると、すでに路線を空けているはずの在来線が故障で立ち往生しているレールに出くわしたりする可能性もあり、実際に超特急自身のせいではなくても発着時間が遅れることがあります。このあたりは新幹線の方が信頼できますね。スピードや乗り心地ではどっこいどっこいだと思うけれど。
ローマとミラノをビジネスで往復する人は、飛行機を使うケースが多かったようだけれど、近年はこの超特急(Freccia rossa AV)の列車に(文字通り)乗り換える人も多くなったようです。何しろ駅からの発着は飛行場と違い、街の中心に近い利点があります。遅れが出るのは(イタリアでは)飛行機でも列車でも当たり前なので、どちらかがより信頼性があるかはこの際あまり関係ないみたいです。
理屈では、ミラノを早朝に出発し、半日ローマ観光の後日帰りで帰ってくるなんてことだって出来そうです。現実には、ヴェネチア方面へ日帰りで出張してくるのだけれど。(正確な目的地はヴェネチアから更に在来線で1時間先のポルデノーネ。)一泊してゆっくり出来る時間がある人はローマのホテルも参考にしてください。
しかし、列車が早くなったおかげで、車内の食堂車で食事をする時間までなくなってしまい、夕食時の列車でも食堂車のサービスはしなくなったようです。少なくとも、おいらの利用する路線では、夕食時でもパニーノの車内販売とかしかありません。これはちょっと情緒がない変化ですね。スローフードの国なので、列車もスローな方がそれらしかったのかもしれません。個人的には早いに越した方がないと思っていますが。
