インテルの話
インテルが劇的にロスタイムに2得点し勝利。と、よろこびたいところだけれど、こういうのは危な過ぎるというか、ホントはあまりよろこんではいられない試合。相手が格下ならなおさら。
でも、現状のチーム状態は、正直この程度なのかもしれないと悲観してしまいます。昨年の無敵っぽい雰囲気を持っていたチームと、それほど変わっていないんだけれどね、顔ぶれは。
今期のインテルが勝ちあぐねた一番の要因は、シーズン序盤のミリート不調、そして不在。マイコンの不調。この2つだけで痛いところ、スナイデルも序盤は悪かった。やっと、シーズン終盤になり、マイコンやスナイデルが復調してきたら、シーズン序盤に絶好調だったエトーがちょっと息切れ。まあ、エトーは「常にそこにいる」って感じなんだけれど。
そこに、途中移籍のパッツォの活躍を加えたとしても、やっぱり昨年の頼もしい頼もしいミリートみたいな存在不足で、チームが精彩を欠くととたんに負け試合がやって来るといった単純な展開で勝ち点をこぼしまくりました。
シーズン後半戦だけ見ると、インテルとミランの成績はどっこいどっこいで、ミランにしてもそれほど強過ぎる印象はないものの、今期の優勝はほぼ確実な状況。実際、今期唯一大型補強をしたイタリアのチームなため、それが報われた印象。ここ数年インテルが勝つことに慣れていたため、ちょっと残念だけれど、セーリエA全体のためにはミランも強くなるのはいいことだと思います。
インテルは昨年、長年不可能に思えていたチャンピオンズに優勝するなど、歴史的なシーズンを過ごしたので、正直、今期は2位でも嘆き悲しむ成績ではないと思うようにしています。でも、最後の最後まで争った上での2位なら、もう少し悔しがることも出来たのだろうけれど。でも、2位は2位ですよ、1ポイント差だろうが、10ポイント差だろうが。
さて、来期はちょっと大掛かりなチーム入れ替えがある見込みで、特に若返りの方向で補強放出を進める感じだと連日予想報道されています。即戦力でビックネームを連れてくるよりも、5年先とかまで視野に入れた補強を考えているみたい。これは、ヨーロッパ強豪の傾向でもあるんだけれどね。
ボールキーパーにもイタリア代表の若手を獲得予定らしいのですが、そこで、ジューリョ・セーザルが控えで満足するとは思えないため、出場機会を求めて押し出される可能性もあるとか。彼は、自身が移籍してきたときに、まだまだ正キーパーの誇りを持っていたトルドが、結果的に控えで何年も過ごしたのを見ているので、心情的に残留もないことはないと思うけれど、ブラジルでのW杯出場には、クラブでの出場が必須なので、もしインテルがレギュラークラス獲得の場合、彼は出て行くことになると思います。
マイコンも同じ、キヴ、マリガ、モッタ、ミリートとかの名前が移籍の可能性が高い選手としてあがっています。
スタンコビッチなんかは、準レギュラー的立場で、移籍しようと思えばできるのだろうけれど、年齢的に移籍の可能性があるのはアラブのチームとかに限られるため、彼自身がインテルでキャリアを終えることを望んでいるようです。あと、この状態ならば、マテラッツィも引退してしまうかもしれないね。コルドバはまだ数年いけそうな印象だけれど。
ただ、モラッティ会長が望んでいたチーム。「もちろん毎年チャンピオンズ、セーリエAの優勝を目指すけれど、そう毎年優勝できるものではないため、少なくとも毎年優勝争いが出来るようなチーム」にはなってきたようです。チャンピオンズでも、マンチェスターやバルサとかの強豪に混じって「いつでもそこにいる」チーム。気が早いけれど、来年のこの時期には、まだまだ熱く応援している状況であってほしいと思います。



















