
パッケリというパスタがあります。極太のマカロニだと思ってください。太過ぎるので、乾燥パスタを茹でた調理後の状態は、丸い断面をとどめません。この南イタリアが本場のパスタを出すお店は、それなりにこだわっていることが多いので、ミラノで注文してもほぼ外れることはありません。ナポリ風にアッチューゲを使っていたり、カラブリア風に辛いサラミのソースで調理されたりします。
さて、カラブリアの辛いサラミ、正確にはやわらかいのでサラミペースト的な'ndujaという食材があります。これをパスタのソースに使ったり、そのままパンに塗って食べたりするのですが、ちょっとヤミツキになる味です。
北イタリアの人は、基本的に辛いものを食べないので、こういう南のメニューが苦手な人もいるけれど、割と辛いものも食べる習慣がある日本人には「辛すぎて食べられない」ほどでもないし、ちょっと刺激が欲しい時なんかにはまる味です。
