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2011年12月 アーカイブ

2011年12月04日

もうすぐナターレ


ミラノはまだ真冬っぽい寒さではないので、ナターレ(クリスマス)まではまだまだかという感覚でいたら、既に12月。もうすぐナターレだということは、すっかり年末ですね。普段日曜日は休みにしているお店もこの時期は開いています。ナターレのプレゼント商戦は1年で一番の売り上げを示すかき入れ時でもあるのです。休んでなんかいられない訳だ。

さて、おいらの仕事が重なりすぎている状況には変わりなく、落ち着くのは年明けになるもよう。年末も忙しそうです。しかしこう忙しいと、ちょっとした雑用もこなすのが難しくなるし、仕事以外に家のこともあれこれ手伝う機会が出て来ます。こうなると、何も支障を起こさず乗り切るために常にピリピリしていなければならず、あまりナターレ気分のウキウキ感を味わえてません。

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2011年12月05日

「お子様ランチ」


妻が所用でお出掛けだったため、日曜日のお昼ご飯係りになっていました。妻からは「ミネストローネがあるから温めて食べて」と言われていたのだけれど、中学生の息子に何が食べたいか聞いたら「お子様ランチ」という答えが。それで、お昼には高校生のお姉ちゃん達にも「お子様ランチ」を作りました。

スパゲティ、ピザ(これは冷凍)、スクランブルエッグ、にんじんサラダ、たこウィンナーという内容。こういうことを書くとあれだけれど、にんじんサラダを作らせれば右に出るものはいないというレベルです。その昔、名古屋でNo.1だったスペイン料理屋さんで作っていたレシピが体に染み付いているため。

盛り付けて食べようとしたら息子が「旗がない」と苦情。んん、さすがに中学生と高校生相手なので省いたのだけれど、「お子様ランチ」と名乗るからには必須条件でしたね、やはり。というのも、子供達が小さい頃にパパが「お子様ランチ」を作ると、いつもそれぞれの似顔絵を描いた旗を立てていた習慣だったので。

さて、おいらはミラノのデザイナーが集まって料理対決とかすれば、優勝するんじゃないのかというくらいの腕前を自負しています。何事も、自負するのはただだ。 あ、でもナタリーはすごい料理が上手だったのを思い出した。

しかし、昔MTVの料理番組にソットサスが出ていたけれど、ひどいもんだったなあ。トマトが切れなかったと記憶しています。

日曜日も家で作業をしていたため、昼食前に休憩というか、気分転換のために「お子様ランチ」を作ることに決め、自分で制限時間を1時間と設定したところ、45分で全て用意できました。そういう訳で非常に達成感のあるランチとなりました。

夕飯は近所のケバブ屋さんでケバブを買ってくる予定だったのだけれど、今回は趣向を変えてケバブサンドではなくケバブピザなるメニューを試してみました。要はマルゲリータにケバブの肉と野菜とソースがトッピングされているピザです。思ったよりはおいしかったので、息子は次からもケバブピザにすると言ってました。おいらはケバブサンドに戻ると思うけれど。

(付録)エルティポのにんじんサラダ:
① にんじんを千切りにします
②にんじんに(若干きつめに)塩をして、ボールの中で柔らかくなる(しんなりする)までひたすらもみもみします(これがコツです) もみもみすると汁が出ますが、これは捨ててください(ここで余分な塩分は抜ける計算です)
③たまねぎとにんにく(少しだけ)をすりおろします(多めに作る場合はミキサーやフードカッターで用意すれば簡単)
④にんじんにすりおろしたたまねぎを加え、(ちょっと多目の)オリーヴオイルで味を調えます

酸味が欲しい人は食べる時にレモンをかけるといいね。

*Twitterの@hiroshimilanoアカウントでのツイートをまとめて加筆してあります。Twitterしてる人はフォローしてみてね。

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2011年12月08日

ランボルギーニのパトカー


先日日本でスーパーカーの多重事故があったのがイタリアでもニュースになっていました。ガッゼッタにも写真入の小さい記事が出ていました。「『Fast and Furious(邦題はワイルド・スピード... ださいタイトルをつけたものだ)』の主人公達の真似でもしたかったのでしょう」みたいなことが書いてありました。8台のフェラーリが廃車になるとしたら、その内何人かのオーナーは新しいフェラーリを買いなおすかもしれないし、イタリア経済にはありがたい側面もあるニュースでした。それで思い出したのだけれど、そういえばイタリアでもスーパーカーの事故のニュースがありました。もう2年前の話になるけれど、ランボルギーニのパトカーが事故で廃車になったことがあります。
この事故は、犯人追跡中の不運な事故とかではなく、サービスエリアで給油の後エリア内で別の車にぶつかった(割と間抜けな)事故だったと記憶しています。日本での事故もこのランボルギーニの事故も、被害は車だけで乗っていた人には全然問題がなかったのは不幸中の幸いです。ていうか、だからいろいろとネタになりやすいのかもしれません。

以前日本から遊びに来た友人が、アルファロメオのパトカーが「西部警察」っぽくてすごいなあとよろこんでいました。彼はその後日本でアルファロメオのオーナーになっているけれど、その内イタリアの警察バージョン的な塗装をするんじゃないのかと楽しみにしています。まあ、いくらなんでもそれはないね。

しかし、ランボルギーニのパトカーが高速を巡回するというのは、Zの改造車を持っていた「西部警察」よりもインパクトがある現実だと今でも思うよ。元々ランボルギーニ社の創業何周年記念かのお祝いとしてイタリアの警察に同社からのプレゼントで贈られたのが最初で、現在は3台くらいあるという話です、ランボルギーニのパトカー。ローマ以南の高速で勤務ということなので、おいらは見たことないけれどね。

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2011年12月18日

Christmas Lunch


仕事場のクリスマスランチは大盛況で、何人かは昼食後も夕方まで残っておしゃべりして閉幕。久しぶりに会う旧友や仕事場の元アシスタントの若者達がみんな入り混じっての賑やかな集まりでした。こういう時のイタリア人のコミュニケーション力はすごいね、初対面の人でもみんな会話を楽しんでたよ。

当日のショーペロ(スト)で来れなくなった参加予定者は結局1人で、遅れてきた人が数人。思ったよりも影響が少なくて助かりました。来年はショーペロのない日に企画するようにと言われました。


ピザ屋さんに場所を移す前の食前酒タイム用に(ミラノの日本人の間でおいしいと評判の)お寿司の出前を頼んでいたため、おいらも味見しようかと思っていたら、あっという間にお客さんが食べてしまい、チャンスを逃してしまいました。でも、お客さんが喜んでくれたならそれが一番だね。

ワインはスプマンテが3本、ロゼが1本と13年物のバローロの大瓶が空きました。食事前に結構飲んだため、みんなピザ屋さんでは(飲む方は)控え目でした。でも、おしゃべりに控え目というのはないんですよね、これが。


今年も外国から複数インターンを受け入れていたのだけれど、写真で見ると外国人はおいらとオランダ人の女の子だけ。ちょっと意外。もう一人のオランダ人の女の子はショーペロで来れませんでした。 まあ、ミラノはイタリアなので、イタリア人が多いことに驚いたりはしませんけれど。

さて、ナターレ(クリスマス)までにはまだ数回仕事関係の人と別口のランチ予定があります。イヴの日からは我が家であれこれ友人家族とプライベートの夕食会があり、大晦日にアオスタ渓谷方面のアグリトゥーリズモへお出掛けし、友人家族とカウントダウンをすることになっています。この期間にダイエットというのはちょっと無理な相談らしいです。

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2011年12月19日

お肉の話


フランスでは、毎日いわゆる「フランス料理」のような凝ったものばかり食べているかと思えば、一般的に「ステーキとフライドポテトが国民食だ」と言われるくらいただ焼いただけのステーキが好まれると書かれることもしばしば。イタリアもちょっと似た傾向があり、「ビステッカ」はどこでも定番メニューです。
BAR系の食事でこれを注文すると、かなり薄くて硬いお肉に出会うことがありますが、あれはあれでお肉の味がよくわかるので、おいらなんかは嫌いではありません。お肉好きの人にオススメなのは、タリャータというメニュー。これも広義ではビステッカなんだけれど、焼いたお肉を切ってから盛り付けてあります。トラットリア等で、「薄くて硬いお肉のビステッカには巡り合いたくないなあ」と思っているときなんかには割と安心して注文できます。何しろ、焼いてから切ってお皿に載せるので、あまりに薄いお肉では実現不可能なため、ある程度厚みのあるかたまりを調理してくれます。必然的に不必要によく焼いた状態で出てこないというからくり。タリャータとルコラというのもなかなかに魅力的な取り合わせです。
逆に、「ダイエット中だから鶏肉の胸肉のグリルでも注文しようか」という人にオススメなのは、「スーペルコット」で注文すること、もも肉ならともかく、イタリア人の好む胸肉のステーキでは、やっと火が通ったくらいで食べるよりも、がんがん火を通して焼いた方がおいしいこともあるのです。丸焼きで中まで火を通すために外側がちょっと硬くなるくらい焼けているところがありますが、そういう状態です。日本人は何でも「やっと火が通ったくらい」というのを好む傾向がありますが、火が通り過ぎた食材にもそれなりの魅力があるものです。スペインのパエリアに入っている火の通り過ぎたイカがおいしかったりする理屈です。

余談ですが、イタリアではフィレンツェ名物の大きなステーキ、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを単に「フィオレンティーナ」とか、ミラノ名物のカツレツ、コトレッタ・ミラネーゼを「ミラネーゼ」と呼ぶことがあります。地方のトラットリアでメニューを口頭で伝えるときに「ポルペッタ、ブラッチョーラ、ミラネーゼ」なんて感じで列挙します。

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2011年12月21日

マルゲリータ


日本でピザといえば、アメリカ経由で広まったこともあり、デフォルトはミックスピザになると思います。あの、ピーマンの輪切りがのってるやつね。これが、イタリア本国では、トマトソース、モッツァレラ、バジリコだけのシンプルなマルゲリータがデフォルトになります。ここにアッチューゲ(アンチョビ)がのるとナポリになったり、たまねぎがのるとピエモンテーゼになったり、バリエーションは無限にあります。ピザ用語では、辛いサラミがのるとディアーボラ(悪魔)になったりします。おいらの記憶では、アメリカで定番のパペローニはサラミのピザですが、イタリアではパペローニというメニューはありません。イタリアでパペローニはドナルドダックの(お金持ちの)おじさんのことです。おいらが仕事場の近くのピザ屋でよく注文するのはぺペローニですが、これは大きな赤ピーマン(日本では近年パプリカと呼ばれてますね)のグリルがのっています。

さて、イタリアでは金曜日に魚を食べる習慣があり、おいらも時々ランチにフリットミストを食べに行きます。おいしい店があるのです。ロンドンで食べるフィッシュンチップスの白身魚のフライとは違い、イタリアのフリットミスとはイカ、(あまり大きくない)えび、雑魚とお店によりズッキーニやジャガイモを細長く切った物をフライにしてあります。要するに、魚介類といっても庶民的な食材の1品なのですが、なぜかこのイカがおいしいのです。タコなんかも一緒にフライにするといいんじゃないのかと個人的には思うのだけれど、タコは一緒に揚げません。たこはゆでてジャガイモと食べるよう法律で定められているようです。法律はうそですが、イタリアでたこはジャガイモと一緒に、オリーヴオイルとレモン、塩で食べます。上品なお店だと、タコの足が吸盤とかのある皮をとって、中の棒状のところだけジャガイモと一緒に盛り付けるのだけれど、あれは一見スティックのおつまみチーズみたいです。

話をピザに戻すと、おいらがNYで入ったピザ屋は、どこでもオレガノのでかい容器が置いてあり、これをがんがんピザにかけて食べていた気がします。それと、日本ではピザにタバスコをかけて食べることも多いようですが、これもイタリア本国ではほとんどありえない食べ方です。辛いのが好みの人は、唐辛子入りのオリーヴオイルをかけて食べます。これはちょっとヤミツキニなります。どこのピザ屋でも「オーリョ・ピカンテ」といえば小さなビンをテーブルまで持ってきてくれます。おススメです。

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2011年12月26日

ブオン・ナターレ


ナターレ(クリスマス)の日には友人家族と一緒に我が家で昼食会。厳密には昼食会だけれど、お開きになったのは深夜でした。
日本ではクリスマスといえば恋人達が一緒に過ごす日みたいになっているけれど、イタリアではこのナターレが日本のお正月みたいな位置付けで、必ず家族で過ごすことになっています。この日ばかりはみんな故郷の実家へ帰り、家族親戚の集まりでわいわい食べる習慣がかなり根強く残っているのです。日本ではお正月も実家へ帰らない人が増えているみたいだけれど。


我が家の昼食会では、サーモンとスズキの押し寿司、サラミ、トーフのパテ、タラマ入りポテトサラダ、フライドチキン、スコーン、おでん、ショートケーキ、杏仁豆腐等をお昼から夜にかけてゆっくり食べました。イタリアの一般的家庭でも、この日は1年で一番長いメニューリストの食事を家で食べることになっていて、おばあちゃんが奮起する日とされています。


我が家と友人家族の集まりにはおばあちゃんがいないので、ママ達が奮起していろいろとご馳走を用意してくれました。パパ達は食べる係り。飲む方ではビール、シャンパン、日本酒、焼酎とかを消費しました。あと、16歳の長女も少しバカルディのカクテルを飲みました。イタリアの法律では16歳からアルコール飲料を飲んでいいことになっています。まあ、アルコール4度のカクテルでは酔っ払う心配もないしね。


おいらは月曜日までの連休で、火曜日から仕事場にて年末の宿題を片付ける予定になっています。それで、大晦日から泊まりで山奥のアグリトゥーリズモへ出掛け、おいしいものを食べながら新年のカウントダウンをすることになっています。そうしたら、2日から仕事があるので、パパだけ仕事復帰予定だけれど、子供達は1月の半ばまで冬休み。

今年は年末にかけて非常に忙しい日々を過ごしたこともあり、ここ数日の休みをかなりリラックスして楽しんでいます。しかし、あまりに食べてばかりいるので、26日は長女とジョギングもに行く予定です。

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2011年12月30日

忘年会


木曜日は我が家で忘年会。先日はクリスマス会で「おでん」と「フライドチキン」を食べましたが、忘年会では「つくね鍋」と「餃子」「しゅうまい」を食べました。でも、つくねはターキーなのでさっぱり味でしたよ。餃子はあまりさっぱりとはいかないので。

おいらは翌日の金曜日も仕事だったのですが、その他の人達はみんな冬休み中ということもあり、深夜遅くまでおしゃべりを楽しみました。

先日の「おでん」はベーシスト(パパ友)に食べさせましたが、「つくね鍋」はテノール歌手(パパ友)に食べさせました。イタリア人と鍋を囲むのも楽しいものです。まあ、おいら自身も日本の旧友からはガイジンの部類と認識されているらしいけれど...

さて、我が家は友人家族とアオスタ渓谷の近くのアグリトゥーリズモでお泊りしてカウントダウン予定なので、大晦日は朝から出かけます。家族は1泊2日の間にスキーも楽しむらしいです。おいら個人は、小学生の頃に何度かスキーに行ったっきりなので、スキー場へ行ってもすべりません。多分。

この大晦日の夕食は、時間をかけて(カウントダウンして)年が明けるまで続くらしく、大量にあれこれ食べることになりそうです。ていうか、飲む方も結構な量になる見込み。

例年は今回の忘年会のお客さんだった2家族と合同でカウントダウンしていたのですが、今年はこのアグリトゥーリズモへお泊りする話になり、その前に忘年会となったらしいです。しかし、こうご馳走の会が重なると、体重計には乗れないね。

そういうわけで、大晦日はお出かけなので、今年のここの更新はこれが最後になる見込みです。ホントにあれこれあった大変な年でしたね。みなさん、よいお年をお迎えください。

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